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 エンジンをかけると、比較的高めのアイドリング設定にもかかわらず(1000rpm)少し荒く回転する。自分の 経験からすると、高回転を良く使うとこうなる傾向があるので、あまり気にしていない。

 ミッションは、ノーマルでも結構渋く、特に、1速は入りづらい。 それでも、RED-LINEのミッションオイルにしてから、 抜群に入りやすくなっている。

 1速2速は、簡単にフケ切って9000rpmに達する。そのまま5速まで、加速すると時速180km以上になる。 (現在、車載デジタルメーターでの計測では、182kmを記録している。ただし、某高速道路での記録であり、まだ加速途中にアクセルを緩めてしまった ので、実際にはもう少し伸びたかも知れない。ちなみに、ノーマルカーは、170km位で頭打ちとなる。)

 低速のトルクが不足しているため、低速ギアでは、アクセルワークに結構気をつかう。しかし、回転を上げてしまえば(4000rpm以上) 排気量が小さいにもかかわらず、ターボの恩恵で、5速からでも加速する。

 コックピットは、非常にタイトであるが、それがまた雰囲気で好ましい。また、黒以外の余計な色を使っていないのも良い。シートのホールドは まあ満足のいくものであるが、ビニールレザー(一見、革に見える出来の良いものだが)であるため、吸湿性がなく、暑いときにはつらい。 ただし、オープンで走り埃を被る事を考えた場合、本革よりメインテナンスは楽である。

 ノーマルより、ステアリング径が若干小さい事もあるが、ステアリングは思った以上に重い。しかし、気になるのはパーキングスピードに おいてであり、走り出してしまえば、軽とは思えぬ安定感がある。ロックトゥロックは、約3回転であり、比較的クイックである。

 サスペンションは現在ノーマルであるが、始めから、結構ハードな設定といえる。スペースユーティリティは最小限なので、日常の足にする人 は少ないと思うが、このようなシーンでは、路面状況をダイレクトに伝えるため結構シンドイものになる。だが、当然のことながら、ワインディング はファントゥである。車幅も狭いので、対向車等をあまり気にすることなく飛ばせる。その味わいも、本当に古典的なFRのものであり、LSDの効果とあいまって アクセルにより自在にテールを出すことができる。(現在履いているノーマルタイヤ→BSポテンザは、完全にパワーに負けているので、テールハッピーに なってしまっている。タイヤだけでも早く換えなくては....)

 フルオープン時においては、設計時にボディ剛性を高めているとはいえ、さすがにスカットルシェイクが気になる。屋根を付けると完全なハードトップ となり、全くなくなるので、余計気になるのかも知れない。また、風の巻き込みも相当に強く、何とかなるのは80km位まで。それから先は、根性が必要だ。 少なくとも、助手席に女性を置いてドライブなら、60km以上は出さないに限る。髪はグチャグチャになるし、低い車高 (国産車では、ホンダNSXについで2番目)のせいでトラックの排気ガスは浴びるし、後で相当大変な事になるのは間違い無い。それと、ルーフはトランクに収納できるが 、収納したら最後、トランクにはセカンドバック位しか入らないので、旅行には向かない。

 結論を書くと、全てが完璧であるわけでは無いが、欠点もまた楽しみとなりえる(ならないかな?)ものであり、とにかく走って楽しいスポーツカー だと思う。だぶん、世界で一番小さいFRのスポーツカーである。たった660ccの車が1000cc以上排気量が大きい車を追っかけまわすのは、結構快感だ。 (なりは小さくとも、高速道路の追い越し車線で、先行車に道を譲ってもらえるし、そうそう、ノーマルカーでも最高速以外はユーノスロードスターの 性能を凌駕しているのですよ!)

カプチーノ万歳